Tamiya 87064 Makeup No. 64 Fain Surfacer L (Light Spray)

筆を使って色塗りをしているのですが、下地にこれを使うと塗料のノリが良くなり、また色ムラができにくくなりました。なのでとても便利で使い勝手も素晴らしい商品です。

この商品に限らずまず細かな番手になればなるほど吹く前に必ず缶を30秒～1分は振って攪拌する事をお薦めします。商品に関してはC社さんの同等品（1200）と比較しプライマー能力が上な気がするので食い付きはプラスチックに限らずメタルやレジンパーツでも良好ですが、ことプラスチックだけに限った事で言えばサフ能力はC社さんの方に分があると感じます。ただ他の方が指摘している通り缶スプレーのノズル精度が良いのか噴霧される塗料が細かいので厚塗りに気をつければ滑らかな下地を得る事が可能でしょう。

プラモデルのガレージキットに使用しました。レジンはそのまま塗装するとぺりぺり塗膜が剥がれてしまいますが、このサーフェイサーを吹くと全く落ちなくなりました。また、下地としてもいい色を出してくれましたし、プラモデルの軽いグレーの部分にそのまま塗ったら発色が良く、下地だけじゃなく本塗装の色にも使えました。

塗り易い以上です。

仕上がり滑らか

缶サフで使っているのはこれだけです

これはとにかく常備しておき、大きなものはこれで済ませます。エアブラシは飛散が少なくていのですが大きいものには向きませんので。クレオスの大缶より薄いグレーですね。

これまでクレオスのサーフェイサー1000（グレー）を使用してきたのですが、今回、初めてタミヤのものを使用しました。確かに、匂いとかクレオス程度にはにおってきますが、サーフェイサーの粒子が細かいというか発射されるサーフェイサーの霧が細かく、自分はAFV（戦車）しか作ったことが無いのですが、これなら航空機やガンプラのような、表面の仕上がりが気になるものにも使えそうだと思いました。自分の場合は、サフを吹いて、最低でも丸一日（1/35の戦車模型の場合）は置いてから塗装に入りますが、それでも、充分にサフの役割は果たしていると思ったのでした。