Moe modern satellite picture book (2009) ISBN: 4861992060 [Japanese Import]
ぺ**し
状態よし
時期的に少し前の本ですが状態も良く、発送の梱包や速さも含めて十分満足です。
に**玉
もっと宇宙へ
「はやぶささん」と一緒に購入しました。そこでも書いているのですが、私は萌えというものがあまり好きではありません。それでも「はやぶささん」同様、心を打つものがこの本にはありました。内容的には「はやぶささん」よりも少し専門的というか、難しいかとは思います。反面、豊富なイラストや詳細な説明などは中学生ぐらいから大人まで楽しめるのではないでしょうか。一時ははやぶさ人気がすごかったですが、それ以外の人工衛星の活躍もさらっと理解できる、そんな本になっています。われわれの実生活にすぐ活用できるような研究ではないにしても、時間と人とお金をもっと宇宙開発に使えたらいいのにと思います。くだらないことに税金を使ってないで、限りない可能性を秘めた宇宙に投資を、と。まぁ、日本だけじゃないですが・・・話がそれましたが、「はやぶささん」とともに、迷っている人はぜひ手に取ってください。
A**R
バランスの取れた、食わず嫌いがもったいない好著
元々、萌えも好き、それ以上にロケットと宇宙機が好き、ということで迷わず手に取りました。表紙をめくって最初のページ。「希望の星を掲げよう。僕らの頭上に僕らの星を」ここでもう、「僕らの星」を掲げるために人生を捧げてきた方々の奮闘が浮かんでくるようで、思わず目頭が熱くなりました。内容も文句なし、衛星の機能の説明から、彼女たちが誕生した背景、そしてたどった運命が読みやすいタッチで、かつ精緻に描写されています。気象庁の「願い」。宇宙科学研究所の「挑戦」。「実用」を目指す宇宙開発事業団と経産省。そして「ONE JAXA」となった宇宙航空研究開発機構の新たなる船出。私がいくつか手に取った宇宙開発を扱った書籍では、これらのいずれかの組織のみに焦点を当てた物が多かったような記憶がありますが、本作ではこれら組織のドラマがまんべんなく詰め込まれています。どの組織にも素晴らしいドラマがあることを改めて実感しました。著者は本業をお持ちの方のようですので、難しいかも知れませんが、続編を切に希望します。はやぶさ完結編、こうのとり、あかつきとイカロス、みちびき、のぞみ、ひてん、はるか、おおすみ。著者の筆で命を吹き込まれた彼/彼女たちの旅路を読んでみたい、と願う一ファンがここにいます。残念なのはやはり「萌」の文字でしょうか……これが萌えに興味のない人からこの本を遠ざけてしまっている気がします。実際、萌えに興味のない知り合いにこの本を紹介したところ、多少引かれました(笑)萌えが好きな、はやぶさで初めて宇宙に興味を持った友人は即買いして「感動した」と言っていたのですが。本当に、この一文字でこの本を食わず嫌いしている人はもったいないことをしていると思います。とはいえ、それは本作の内容とは何ら関係ないこと。星をマイナスする理由にはまったくなりません。文句なし、五つ星をつけさせていただきます。
じ**う
健気な7人娘の物語
なんてことは無い、用途を与えられて宇宙に送り出される機械製品。他国の衛星はヴォイジャーにせよ、ハッブルにせよ無機的に確実に任務をこなしていく。しかし、我が国が送り出した衛星は違う。足りない予算の中、開発者の「愛」と「魂」を注ぎ込まれ、送り出された「彼女達」は妙に儚く、妙に愛らしく、その生涯は妙に人間臭い。竹取物語になぞらえて「おきな」と「おうな」を従えて故郷に送り出された「かぐや」母の元で育てられた子を送り出すかの様な「USERS」華奢な姉妹機が欧米列強と肩を並べて災厄の星に立ち向かう「すいせい」日本列島を長く宇宙から見守り続けた「ひまわり」幾多の困難、数多の試練を乗り越え、最期の瞬間まで忠実に任務をこなし故郷の夜空に散っていった「はやぶさ」日本の頭脳が、知恵と勇気と愛を注いだ宇宙開発の歴史。その一側面を著者が愛情たっぷりに書き綴った一冊。「萌え本」と侮るなかれ。その内実は事実に基づきつつも、誰にでも分かりやすく、科学者以上に言葉の平易さに心を砕いた日本の宇宙開発史入門書なのだ。女の子の絵なんて飾りです!偉い人にはわからんのですよ!惜しむらくは、この本の発売時点で「はやぶさ」の最期が推測でしかなく、その最期が著者の同人誌にしか収録されていないことでしょうか。その点で☆をひとつ減点させて頂きました。
邪**精
参ったタイトルに騙された・・・好い意味で
例によって「はやぶさ」帰還が本書を買う主な要因となっています。ニュースで見て知っているつもりでいた宇宙技術が豪いところで間違っていることに気付いたのも要因の一つ…とはいっても、いきなり専門書は荷が重いので軽い気持ちで購入。泣きました(';ω;`)ヴワァ擬人化している萌えイラストの台詞がじわ〜っときます。あまりに儚い寿命しか持たない健気な宇宙機に涙腺が緩みました。立つ鳥跡を濁さず、後継の邪魔にならないように消えてゆく宇宙機の姿は心を打たずにはおられません。作者さんの思惑通りに嵌りまくって、くっ悔しい!でもそれが堪らないビクビク。単なる萌え絵だけだと思ってたのに…非常に日本人好みのお話しに仕上げてあるのが難い。オマケに常に新しい技術を盛り込んで挑戦を繰り返し、その度に手痛い失敗などを経験してきた関係者の苦労を思うと涙なくしては(ryとにかく「はやぶさ」で人工衛星(宇宙機)に興味を持った人には、特にお勧めの本だと思われます。より詳しい情報はJAXAのホームページでもタップリ見られるので、本を読んだ後にジックリ見てみると好いと思います。表紙にある「カグヤ」、「はやぶさ」の実績は日経サイエンス「見えてきた太陽系の起源と進化」に詳しいのであ〜るとイッチおじさんのように言ってみる。アメリカの宇宙機は女性として擬人化(船と同じ?)するらしいけど日本は基本男の子らしい。ひまわりを才媛と書いたのは、作者がこの辺を知ってたから?まあ、向こうにしても例外かも知れないけど('・ω・`)
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1 month ago
1 week ago