Boku wa tomodachi ga sukunai : 4

タブレットを購入したので、ダウンロード版で購入してみました。案外デジタルでも読みやすかったです勿論中身も独特の世界観で良いですね。普段ライトノベルは読まないのですが、アニメではがないにハマリ試しにダウンロード版で購入してみました。案外デジタルでも読みやすかったです

残念系青春ラブコメ『はがない』の第四巻。前巻に引き続くテンポの良い展開に加え、これまで以上にラブの比重が増した印象を受けた。髪を切ったヒロインと、彼女の正体を知った主人公、予想に反してその場のやり取りはあっさり。しかし、イラストの表情を含めて、彼女の微妙な変化が随所で感じられた。その一方で残念さに拍車が掛かっていく隣人部の活動内容と、もう一人のヒロイン。主人公が初めて入る妹以外の女子の部屋と、彼女の父親が発する意味深な言葉、主人公の知らぬところで、何かが「進展」していく。そして、ラストで回収される、至る所で回収の予感があった伏線…。伏線を張り巡らせているかと思えば、それを少しずつ回収していくテンポの良さ。前巻もそうだったが、本巻もラストの描き方が実に見事だ。次巻、一波乱を予感させられるが、きっと、さらなる盛り上がりを見せてくれることだろう。

ラブコメ色が加速してきましたね。なぜ夜空がソラだと気付いた小鷹に「友達」としてあだ名で呼ばせないのか、そして柏崎さんとの裸の付き合いやら理科や幸村の視線…ラブコメ主人公が鈍感なのは最早テンプレですが、小鷹の場合「友達がいない」為に相手の気持ちに気づけないのも仕方ないのかもと思いイライラはしません。そこまで計算しての「友達がいない」設定だったら作者は天才ですね。次巻はさらにラブコメ色が強そうですが、基本残念な人達なのできっといい意味で裏切ってくれるでしょう。ちなみに☆が4つなのは俺が勝手に21日出版を21日発売と勘違いした為にまだ本屋に並んでもいない本書を買い求め、店員に「『僕は友達が少ない』の4巻ありますか?」と聞くと言う辱めを受けた為で決して本の内容うんぬんではありません。

この作品を語るのに多くの言葉はいらないだろう。面白い。ただただ面白いだけの作品だ。まさにライトノベル。ライトノベル好きな人には是非読んでもらいたい。

前巻のラストからの続きで、一気に大詰めか！？と思ったら…あっさりと、いつもの残念な隣人部に戻りました。あれだけ伏線を張っといて、いちイベントとしてサラリと済ませちゃうこの作者…曲者ですw髪を伸ばしてた理由も、彼女の本音ぽくて笑えました。あるあるwww今回もずっとニヤニヤさせられっぱなしでした！「イケメン爆発しろ」をあんな使い方したり、柏崎さんの裸体を語ったり。ここのレビューまでネタにされてるとは…イラストも最高で、次巻も楽しみです！！　　次の表紙は理科か、幸村か！？ただ一つ、残念な点があるとすれば…今シリーズでラノベに興味を持ち、数冊読んでみましたが、どれも「はがない」ほど面白く思えなかったこと、かな？